白夜の大岩壁に臨む クライマー山野井夫婦

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夕べ・今朝と先日ここで書いていた表題のDVDを見ました。

正直、登山そのものには全く興味は無く、今回ほぼ初めて登山のルートを開拓するのがどれほど困難な事か知りました。

とても純粋な目をしてましたね~二人とも。

途中ヒマラヤのギャチュンカンでの雪崩事故の事を語ったくだりがあったんです。

登頂を果たし下山途中で雪崩に遭い奥さんの妙子さんが落ちロープで宙ぶらりんとなった。

康史さんは雪崩の衝撃で目が見えなくなったそうで、妙子さんを助け下山するには岩の裂け目を見つけハーケンを打ち込まなければならないが見えない。

そこで究極の選択として手で裂け目を探る為にグローブを脱いだそうです。

先ず小指そして薬指・・・凍傷でダメになると次の指へ。

極限状態の中で冷静な判断が出来たから生き残ることが出来たのでしょう。

技術や体力ではない、最も必要なのはモチベーションであると最後に語っていました。

どう生きていくか、改めて考えさせられる1本でした。

いやぁ~それにしても凄かったです。

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今朝はオードメールを入れたジャグジー、両足にバンデージを巻いて毛細血管を鍛えます。

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顔はローションパックしてバンデージ、ほぼミイラ~~。

みかん食べてます。

あははぁ~

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今日の体重・体脂肪率・内臓脂肪レベル・筋肉量・基礎代謝量・体内年齢・推定骨量: 46.7kg 体脂肪率12.8%

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あまりにも気になってYOUTUBEで、山野井夫婦の白夜(オルガ)と情熱大陸見ました。

震えて涙が出ました。

ご本人もすごいけど、奥様もとてもすごい方だと思いました。


以前、知人に勧められて127時間というノンフィクション映画を見た事を思い出しました。

そのお話は少し角度が違いましたが、大好きな岩に何十年も遊びに行って勝手知ったるつもりがまさかの一瞬で片腕が岩間に挟まってしまい5日間抜け出れなくなってしまい、ビデオで遺言を残したり、心境を綴ったりしたものでした。

主人公はボランティアを通じ、多少の救命知識があったので、127時間が細胞の壊死しない限界な事を知っていました。よってその時間が刻一刻と迫り、自分の腕を骨ごとナイフで切断する事を決断します。幸い腕は既に血液が回らず壊死していたので、ショック死せずに済み海岸沿いを何とか朦朧とした意識の中歩き、助かりました。

主人公は自由主義で、家族や恋人、職場の友人が自分をいつも気にかけてくれた事にあまり目を向けずいた事が、自分と人とを遠ざけこの事態に陥った時に連絡が取れない事に愕然とし、自戒します。

これは天罰だと思い、周囲の方々への何も出来なかった自分に猛省し、恩返しや一言感謝とお詫びをしたいその一心が最後の生きる力となりました。

その後彼は家族を設け、誰よりも周囲への配慮を欠かさない方となりました。そして、今でもその岩場にその気持ちを忘れぬ為、定期的に一人で訪れているそうです。但し、必ず連絡を毎回して。

また、こんな言葉も思い出しました。

師が弟子たちに言いました。
”実現させたい夢は何ですか?”
弟子たちは答えます。
”事業の成功””有名になる事””豪邸に住む事”

師はまた言いました。
”では、あと3日で世界が滅亡するとします。その3日で貴方々のしたい事は何ですか?”
弟子たちは暫く考えて言いました。
”仲たがいしていた親の所に行って謝りたいです””子供たちと楽しい思い出を作ります””最後に、あの人にいつも感謝していたと伝えたいです”

師は言いました。”素晴らしいですね。でも夢に向かってな日々努力出来るのに、なぜ後者は残り3日にならないと行動に移せないのですか?”

弟子たちは何も言えませんでした。


最後に望む幸せは、実はその気になればすぐにでもできる事かもしれません。。。


常に100%で全力で生きている方や、人生の本当の危機を知っている方は無条件に人への配慮や自分自身への向きあい、そしていつ死んでも後悔の無い様、日々過ごされているのだと改めて感じました。

そして、無心な一生懸命な姿は無条件で人の心を揺さぶり感動しさせます。


山野井夫婦のギャチュカンのお話を伺った時に、ERIKO様の大汗をかききったお話を、
白夜の頂上からの達成のシーン、氷河や朝日を見た時、ERIKO様のオーロラのお話を、
127時間を思い出した時には、主人公が岩場に行く姿が、ERIKO様のフット・ネイルサロンに行かれるお話が自分の中でオーバーラップしました。


今、私は生活に感謝が足りなかったのだと思います。
そんな事を、ERIKO様のお話を伺えた事で、山野井さんのお話も知ることが出来、過去に自分が出会った2つの話も思い出しました。

自分なりにですが、日々精一杯生きたいと思いました。
沢山の方がご覧になるこの場で失礼かと思ったのですが、この気持ちをお伝えしたく綴らせて頂きました。


ありがとうございました。

良いお話しをありがとうございます。
改めてその一瞬をどう生きていくかは大事だなぁ~と。
生死を分ける境目は分かりません。
それは常に生き残った人の話しか聞くことが出来ないからです。
しかし少なくとも最後まで諦めなかった人が生き残るって事だけは確かかもですね。
必ずしも困難に立ち向かうのが偉いとは思わないですが、それぞれの生き方を全うしたいものですね。

このブログ記事について

このページは、erikoが2013年11月20日 21:17に書いたブログ記事です。

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